NIPTについて

大阪でNIPT検査ができる病院の比較まとめ

NIPT検査は、生まれてくる大切なわが子を知るための大切な検査です。だからこそ病院ごとの特色をしっかり見て、より自分に合った病院選びをしたいですよね。

同じ検査をするのだからどこの病院でも一緒、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大違い!それぞれの病院で調べられることも、求められる条件も大きく異なります。

この記事では、大阪でNIPT検査ができる病院7つを比較し、各病院の特色をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

大阪でNIPT検査ができる病院7選

① 奥野病院

奥野病院の特色は以下の3つです。

  1. 幅広い検査項目が選べる
  2. 年齢制限がない
  3. 遺伝カウンセリングや羊水検査も可能

奥野病院は、たくさんの検査項目があり(全染色体および性別判定、微小欠失検査)、より多くの情報を知っておきたい!と考える方には、おすすめの病院です。年齢制限もなく、遺伝カウンセリングや陽性判定後に必要な羊水検査も同病院で行えます。

さらに、2020年5月に実施されたインターネット調査で「NIPT(新型出生前診断)先輩ママがおすすめ医院No.1」「NIPT(新型出生前診断)安心して任せたい医院No.1」「NIPT(新型出生前診断)出生前診断 妊娠時におすすめしたい医院No.1」に選ばれています。(※日本マーケティングリサーチ機構より)

住所 大阪府大阪市阿倍野区天王寺町北2-31-4
受付時間 電話の場合:10:00~17:00(日・祝除く)
Webの場合:24時間365日受付可能
休診日 月曜日~土曜日・休祝日

詳細はこちらの記事から
奥野病院 公式

② 関西医科大学附属病院

関西医科大学附属病院の特色は以下の3つです。

  1. 総合周産期母子医療センター
  2. 24時間365日無痛分娩に対応
  3. NIPT以外の検査の種類が豊富

関西医科大学附属病院は、総合周産期母子医療センターの認定を受けており、ハイリスクの妊産婦やその胎児・新生児であっても、転院することなく24時間体制で専門医やスタッフの治療が受けられます。近年増えてきている無痛分娩にも24時間365日対応しています。また、NIPT検査以外の出生前診断(クアトロテスト・コンバインド検査など)も行えるので、自分にあった検査ができます。

住所 大阪府枚方市新町2丁目3番1号
受付時間 8:30~11:30
休診日 第2/4土曜日・日曜・休祝日・年末年始

③ 公益財団法人聖バルナバ病院

公益財団法人聖バルナバ病院の特色は以下の3つです。

  1. 約150年続く産婦人科専門病院
  2. バースプランが立てられる
  3. NIPT以外の検査の種類が豊富

公益財団法人聖バルナバ病院は、創立約150年の長い歴史があり、その経験と実績で大阪で最もよく知られた産院のひとつです。1歳まで1か月ごとの健診があり、出産後も手厚いサポートが受けられます。バースプランも立てられ、希望のスタイルで出産に臨めます。また、NIPT検査以外の出生前診断(クアトロテスト・コンバインド検査など)も行えます。

住所 大阪府大阪市天王寺区細工谷1-3-18
受付時間 8:30~15:30
休診日 木曜午後・日曜日・休祝日

④ 国立循環器病研究センター

国立循環器病研究センターの特色は以下の3つです。

  1. 地域周産期母子医療センター
  2. 無痛分娩に対応
  3. 循環器に合併症をもつ妊婦にも対応

国立循環器病研究センターは、地域周産期母子医療センターの認定を受けています。心臓や脳血管に合併症をもつ妊婦さんが多く出産する病院でもあり、そういった方々を対象に無痛分娩も多く行われています。循環器病研究という名の通り、心臓病や血管病などの循環器病対策に特化した病院ですので、そのような病気を抱える妊婦さんにはとてもおすすめです。

住所 大阪府吹田市岸部新町6番1号
受付時間 8:30~12:00
※紹介状必須。ない場合は選定療養費(11,000円)支払が必要。
休診日 土曜日・日曜日・休祝日・年末年始

⑤ 大阪府立母子保健総合医療センター

大阪府立母子保健総合医療センターの特色は以下の3つです。

  1. 総合周産期母子医療センター
  2. 胎児外来がある
  3. 胎児治療にも積極的

大阪府立母子保健総合医療センターは、総合周産期母子医療センターの認定を受けており、ハイリスクの妊産婦やその胎児・新生児へ、24時間体制で専門医やスタッフが治療にあたります。胎児外来があり、超音波検査などで胎児の病気が疑われた場合、母親への薬剤投与や胎児への外科的治療などが行えます。生まれたあとのスムーズな治療、良好な予後のため、胎児治療にも力を入れている病院です。

住所 大阪府和泉市室同町840
受付時間 9:00~19:00
※産科は事前にかかりつけ医もしくは本人からの電話もしくはFAX予約が必要
休診日 土曜日・日曜日・休祝日・年末年始

⑥ 大阪市立総合医療センター

大阪市立総合医療センターの特色は以下の3つです。

  1. 総合周産期母子医療センター
  2. 絨毛検査が受けられる
  3. 新生児科の診療実績が豊富

大阪市立総合医療センターは、総合周産期母子医療センターの認定を受けており、ハイリスクの妊産婦やその胎児・新生児を対象に、24時間体制で専門医やスタッフが対応します。確定検査として、羊水検査のほかに絨毛検査も行っています。絨毛検査は羊水検査より早い段階(羊水検査は妊娠15週以降、絨毛検査は妊娠10~13週)で検査が行えるため、すこしでも早く診断結果を知りたい方にはおすすめです。また新生児疾患に対し、年間約400例の実績があります。

住所 大阪府大阪市都島区都島本通2-13-22
受付時間 8:45~11:00
※紹介状必須。ない場合は選定療養費(5,500円)支払が必要。
休診日 土曜日・日曜日・休祝日・年末年始

⑦ 大阪大学医学部附属病院

大阪大学医学部附属病院の特色は以下の3つです。

  1. 総合周産期母子医療センター
  2. 胎児診断治療センターがある
  3. 24時間365日無痛分娩に対応

大阪大学医学部附属病院は、総合周産期母子医療センターの認定を受けており、ハイリスクの妊産婦やその胎児・新生児へ向けて、24時間体制で専門医やスタッフが治療にあたります。2015年開設の胎児診断治療センターでは、産婦人科、新生児科だけでなく、大学病院の特性を生かした多種多様な専門医も加わり、より高度なチーム治療を行っています。また、24時間無痛分娩に対応できる数少ない病院のひとつです。

住所 大阪府吹田市山田丘2番15号
受付時間 8:30~11:00
※紹介状必須。ない場合は選定療養費(5,500円)支払が必要。
休診日 土曜日・日曜日・休祝日・年末年始

大阪でNIPT検査をする病院の選び方

NIPT検査をする病院を選ぶ際、確認しておきたいポイントは3つです。

  1. 自分が知りたいことを検査できるか
  2. 検査後のフォロー体制が整っているか
  3. 自分のライフスタイルに合っているか

NIPT検査は、約20万円近くと高額な費用にくわえ、精神的な負担も大きな検査です。そのため、検査を受ける前にどんなことを、どこまで知りたいのか、夫婦や家族でよく話し合って決めておくことが大切です。

また、陽性であった場合に相談できる体制も重要です。だれでも陽性判定がでたときはパニックになるでしょう。そんなときでも、検査を受けた病院で相談できれば、落ち着いてこれからのことを話し合うことができますよね。

年齢制限がない、いろいろな検査項目がある等、病院によって違いはさまざまです。検査を受ける妊婦さんはそれぞれ環境が違いますので、自分のライフスタイルにはどの病院が合うのか、よく検討してみてください。

まとめ

おなじNIPT検査を行っている病院でも、いろいろな特色があります。

NIPT検査を受けるうえで、妊婦さんやその家族がなにを一番大切にしたいのか。そのポイントを決めたうえで病院を探せば、満足できる病院選びにつながるでしょう。

大阪府にはNIPT検査が実施できる病院はたくさんありますので、この記事を参考にしながら自分たちに合った病院を見つけてみてください。