大阪市立総合医療センターの出生前診断(NIPT)の費用・種類とは？

大阪市立総合医療センターで受けられるNIPT検査とその費用

大阪市立総合医療センターは認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

【カウンセリング】
遺伝カウンセリング
不明
【非確定検査】
母体血中胎児DNAを用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査（NIPT）
約210,000円
【確定検査】
絨毛検査
不明
羊水検査
約90,000円

大阪市立総合医療センターでは、妊婦さん本人からの電話予約を受け付けています。（遺伝カウンセリング室　06-6929-1221 平日9:00～17:00）

予約状況によっては受診を断ったり、担当者が不在の場合もあったりするようなので、検査を受けたいと考えられている方は早めに一度電話されることをおすすめします。

詳細については、こちらのページになります。
https://www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/inv/spe/chrom.html

こちらの病院では、遺伝カウンセリングが毎週月/水午後/金となっています。

また、遺伝カウンセリングの料金は全額実費となりますが、変動する可能性があるようなので電話予約の際に詳細を確認できるとのことです。

大阪市立総合医療センターは、総合周産期母子医療センターが設立されています。大阪府では6施設が認定を受けており、そのうちの一つがこちらの病院となります。

総合周産期母子医療センターは、大きな規模のMFICU（母体・胎児集中治療管理室）を含む新生児病棟があることやリスクの高い妊娠に対する医療、高度な新生児医療等の周産期医療を行うことができると認められた施設が都道府県からの認定を受けられます。

そのため、妊娠中のアクシデントだけでなく、出産後も続けてフォローできる設備が整っているといえます。

大阪市立総合医療センターには小児医療センターが設立されており、17の診療科に分けられています。

特に遺伝子疾患の治療を行う小児代謝・内分泌内科では、成人を含む総合病院として、小児専門病院にない検査・治療体制の充実があるため多くの疾患に高度な医療が行える体制となっています。

こちらの小児センターは全国有数である小児専門病院の一つなので、万が一先天性疾患があったとしても安心して治療を受けることができるといえるでしょう。

大阪市立総合医療センターの新生児科は、新生児集中治療は年間約200例、正常新生児ケア数年間約800例と公表されています。

小児系、成人系とともに多くの診療科をもつ大阪市立総合医療センターの特色を活かして、様々な難病を抱えた赤ちゃんの治療にあたっています。

多くの実績があるということは、それだけ多くの経験を積んだ医師が在籍しているということに繋がりますので患者にとってはとても心強いですよね。

大阪市立総合医療センターでは、初診の場合は「紹介状」が必要となります。

住所	大阪府大阪市都島区都島本通2-13-22
受付時間	8:45～11:00 ※紹介状がない場合、診察料に加えて選定療養費（5,500円）支払が必要。
電話番号	06-6929-1221（代表）
休診日	土曜日・日曜日・休日・年末年始（12/29～1/3）

【最寄り駅】
・Osaka Metro（谷町線）都島駅　2番出口から西へ徒歩3分
・JR西日本（大阪環状線）桜ノ宮駅　東出口から北へ徒歩7分
・大阪シティバス「総合医療センター前」下車

【専用駐車場の有無】
　有料駐車場あり（１つ）

大阪市立総合医療センターは、遺伝カウンセリングの予約枠が少なめなので、検査を考えられている方は早めに電話で予約状況を確認することをおすすめします。

こちらの病院は総合周産期母子医療センターであることに加え、小児科に関しても充実した医療体制が整っているので、万が一妊娠中や出産後にトラブルがあった場合でも迅速に対応してくれる病院だといえます。

立地に関しても駅から徒歩圏内で行けるので、とても利便性が高いといえるでしょう。