四国こどもとおとなの医療センターの出生前診断(NIPT)の費用・種類とは？

四国こどもとおとなの医療センターで受けられるNIPT検査とその費用

四国こどもとおとなの医療センターは認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

【カウンセリング】
遺伝カウンセリング
6,600円
【非確定検査】
母体血中胎児DNAを用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査（NIPT）
187,220円（結果説明カウンセリング費用も含む）
【確定検査】
羊水検査
不明

四国こどもとおとなの医療センターは、分娩予約や通院歴がなくても検査を受けることができます。

予約方法は、通院中の方は担当医へ、他院へ通院中の方はかかりつけ医からになっています。（FAX 0877-62-6311）個人からの予約は受け付けていないとのことなので、注意してください。

詳細については、こちらのページをご覧ください。
https://shikoku-mc.hosp.go.jp/section/center_nipt.html

こちらの遺伝カウンセリングは、毎週月/火/水/木曜日となっています。金曜日以外はすべて終日予約を受け付けていますので、比較的予約が取りやすい病院だといえるでしょう。

ただし遺伝カウンセリング当日の検査は行われないようなので、最低でも計3回は通院する必要があります。

四国こどもとおとなの医療センターは、総合周産期母子医療センターとして認定を受けています。香川県では２つあり、そのうちの１つとしてこちらの病院が認定されています。

総合周産期母子医療センターとは、厚労省が規定している条件（設備・病床数・24時間対応スタッフ数等）をクリアした病院を指します。

ハイリスク妊産婦と胎児・新生児を対象に、産科医、小児科医、小児外科医と看護スタッフが、24時間体制で治療・看護を提供していますので、妊娠中も出産後も安心して治療を受けられることが特徴です。

四国こどもとおとなの医療センターでは、小児だけで約20の診療科が開設されています。

こどもとおとなの医療センターというだけあって様々な病気の専門医が集結し、日々こどもの治療に向き合っている病院です。

また、こどもだけでなくおとなの診療科も23あり、家族全員が安心してかかれる病院だといえるでしょう。

こちらの病院では、ホスピタルアートといって病院全体がアート作品のようなつくりになっているのが特徴です。

病院というと殺風景なイメージですが、こちらの病院では壁に色々な仕掛けがしてあったり、カラフルなインテリアになっていたりと病院とは思えない楽し気なデザインになっています。

キッズスペースもこどもが興味を引くようなものばかりで、上のお子様がいる場合でも退屈せずに待っていてくれそうです。

四国こどもとおとなの医療センターでは、初診の場合は「紹介状」が必要となります。

住所	香川県善通寺市仙遊町2丁目1-1
受付時間	8:30～11:00 ※紹介状がない場合、診察料に加えて選定療養費（3,300円）支払が必要。
電話番号	0877-62-1000（代表）
休診日	土曜日・日曜日・祝日・年末年始（12/31～1/3）

【最寄り駅】
　バス:
　・三豊市コミュニティバス
　・善通寺市民バス
　電車:
　・JR善通寺駅よりタクシーで約５分

【専用駐車場の有無】
　有料駐車場あり（１つ）

四国こどもとおとなの医療センターは、小児専門病院と総合病院が統合され設立されました。そのため、小児の診療科がとても充実しており、どのような症状であってもかならず治療してくれるという安心感があります。

総合周産期母子医療センターでもあるので、出産後だけでなく妊娠中も適切な治療が受けられる病院だといえるでしょう。