愛媛大学医学部附属病院の出生前診断(NIPT)の費用・種類とは？

愛媛大学医学部附属病院で受けられるNIPT検査とその費用

愛媛大学医学部附属病院は認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

【カウンセリング】
遺伝カウンセリング
他院からの紹介の場合：カウンセリング代＋8,000円通院中の場合：カウンセリング代＋6,000円
【非確定検査】
母体血中胎児DNAを用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査（NIPT）
約160,000円
【確定検査】
羊水検査
不明

愛媛大学医学部附属病院では、分娩予約や通院歴がなくても検査を受けることができます。

予約方法は、通院中の方は担当医へ連絡する、そうでない方は、現在妊婦健診を受けている病院の医師からFAXにて予約をしてもらいましょう。（総合診療サポートセンター　FAX:089-960-5959）

詳細については、こちらのページをご覧ください。
https://www.hsp.ehime-u.ac.jp/department/nipt/

こちらの遺伝カウンセリングは、毎週水曜日の15:00～17:00のみとなっています。

検査自体は、妊娠10～15週の間に受けることが推奨されていますので、期間内に検査が受けられるように遺伝カウンセリングの日程調整には注意しましょう。

遺伝カウンセリングは夫婦での参加が必須とされています。

また夫婦で参加した場合でも、遺伝カウンセリング当日は検査ができないようなので、注意してください。

愛媛大学医学部附属病院は、地域周産期母子医療センターとして認定を受けています。愛媛県では5施設が認定を受けており、そのうちの一つがこちらの病院となります。

MFICU（母体胎児集中治療室）、NICU（新生児集中治療室）、GCU（新生児治療回復室）を持っており、ベッド数や医療スタッフのスキル、人数の確保等の決められた規程をクリアした医療施設となっています。

また、24時間体制も認定条件となっているため、いつどんなことが起こったとしても適切な治療を受けることができます。

愛媛大学医学部附属病院では、地域周産期母子医療センターとは別に小児医療総合センターが設立されています。

それにより、新生児、循環器、内分泌・代謝、神経・筋、血液・腫瘍、免疫、膠原病、アレルギー、遺伝などの様々な専門分野の診療が可能となっています。

これだけの専門的な医療体制が整っていれば、何かあった時でも安心して治療を受けられますよね。

愛媛大学医学部附属病院では、初診の場合は「紹介状」が必要となります。

住所	愛媛県東温市志津川454
受付時間	8:00～10:30 ※紹介状がない場合、診察料に加えて選定療養費（5,500円）支払が必要。
電話番号	089-964-5111（代表）
休診日	土曜日・日曜日・祝日・年末年始（12/31～1/3）

【最寄り駅】
　バス:
・松山市駅前⑧番のりばから川内方面行きに乗車、愛大病院前で下車（約35分）
　電車:
・JR松山駅から徒歩5分、伊予鉄大手町駅で横河原方面に乗車、愛大医学部南口で下車（約35分）

【専用駐車場の有無】
　駐車場あり（料金および数は不明）

愛媛大学医学部附属病院は、検査に対する問い合わせが不可となっています。もし疑問に思うことがある場合は、直接担当医へ聞くか、他院に通院中の場合はかかりつけ医に聞いてみましょう。

また遺伝カウンセリング当日に検査を行えないため、検査前後の遺伝カウンセリングと検査で最低でも3回は通院する必要があります。すべてに夫婦で参加しなければいけないわけではありませんが、夫婦での参加を希望されている方は日程調整に注意してください。