順天堂大学医学部附属静岡病院の出生前診断(NIPT)の費用・種類とは？

順天堂大学医学部附属静岡病院で受けられるNIPT検査とその費用

順天堂大学医学部附属静岡病院は認可施設のため、検査でわかることは13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー（ダウン症）の3種の染色体の数的変化になります。性染色体異常や性別判定は検査できません。

検査の流れとしては、カウンセリング実施後、非確定検査で陽性だった場合のみ、確定検査へと進みます。

また、検査対象となる妊婦さんの条件は下記のいずれかに該当する場合とされています。

あてはまるかどうかよくわからない場合は、検診先の病院で相談されることをおすすめします。

【カウンセリング】
遺伝カウンセリング
1回目：11,000円 2回目：5,500円
【非確定検査】
母体血中胎児DNAを用いた無侵襲的出生前遺伝学的検査（NIPT）
約210,000円
【確定検査】
羊水検査
不明 ※検査陽性だった場合、カウンセリング内で説明あり

順天堂大学医学部附属静岡病院は、分娩予約や通院歴がなくても検査を受けることができます。ただし、予約は医師からの受付のみとなっています。

こちらの病院に通院されていない方は、かかりつけ医に地域医療連携室（0120-070-572）に電話で連絡してもらい予約を取りましょう。

詳細については、こちらのページの「NIPTについて」をご覧ください。
https://www.hosp-shizuoka.juntendo.ac.jp/medical/about/request/#nipt

こちらの病院でのカウンセリングは毎週水曜の午後のみとなっています。

週に半日の予約枠しかないため、かなり早めに埋まることが予想されます。順天堂大学医学部附属静岡病院での検査を希望されている方は、かかりつけ医に事前に相談しておくことをおすすめします。

検査は妊娠10週～16週のあいだで受けることが決められていますので、つわり等で動けなかった場合を考えると、妊娠したらすぐに相談しておくといいかもしれません。

順天堂大学医学部附属静岡病院の遺伝カウンセリングは、夫婦での参加が必須となっています。

予約をとることはかなり難しいと思いますので、取れた場合は必ず夫婦で参加できるようにしておきましょう。

順天堂大学医学部附属静岡病院は、総合周産期母子医療センターとして認定を受けています。静岡県では3施設が認定を受けており、そのうちの一つがこちらの病院となります。

総合周産期母子医療センターとは、厚労省が規定している条件（設備・病床数・24時間対応スタッフ数等）をクリアした病院のことを指します。

ハイリスク妊産婦と胎児・新生児を対象に、産科医、小児科医、小児外科医と看護スタッフが、24時間体制で治療・看護を提供しているため、安心して治療を受けることができます。

順天堂大学医学部附属静岡病院には、新生児センターが設立されています。新生児センターとは、集中治療を必要とする赤ちゃんが専門医による治療を受けることができる施設です。

このセンターには、NICU（新生児集中治療室）12床、GCU（新生児回復室）18床が設置されていて、専門の医師や医療スタッフが24時間365日治療にあたっています。

また、24時間面会が可能になっていますので、うまれてすぐに病気の治療で引き離されてしまったとしても毎日いつでも会うことができます。赤ちゃんにとってもご両親にとっても、治療はストレスになりますが、こちらの病院では少しでもそのストレスを軽減しようという取り組みがなされています。

順天堂大学医学部附属静岡病院では、初診の場合は「紹介状」が必要となります。

住所	静岡県伊豆の国市長岡1129番地
受付時間	7:00～14:30 ※紹介状がない場合、診察料に加えて選定療養費（5,500円）支払が必要。
電話番号	055-948-3111（代表）
休診日	日曜日・祝日・年末年始（12/31～1/3）・毎月第2土曜日・創立記念日（5/15）

【最寄り駅】
　東海道線三島駅にて伊豆箱根鉄道に乗り換え伊豆長岡駅下車
　伊豆長岡駅より伊豆箱根バスに乗車　順天堂病院前下車

【専用駐車場の有無】
　有料駐車場あり（2つ）

順天堂大学医学部附属静岡病院は、静岡県では3施設しかない総合周産期母子医療センターのうちの1施設に該当します。あわせて新生児専門のセンターも設立されているので、妊娠中や出産後にもしトラブルがあっても安心して治療を受けることができる病院だといえるでしょう。

検査の予約枠がかなり少ないので、こちらの病院で検査を希望する方は早めに状況を確認することをおすすめします。